★ペルセウス座流星群の観測方法★ ↑TOPへ戻る

 ペルセウス座流星群は、1年のうちで最も観測しやすく、かつ活発な流星群で、ペルセウス座は知らなくてもペルセウス座流星群は知っている人も多いでしょう。
 ペルセウス座は、どちらかというと秋の星座で、生け贄にされて岩に縛り付けられていたアンドロメダ姫を、怪物メデューサ退治の帰りがけに、ペガサスに乗って助けた勇者です。(怪物退治のついでに助けたみたいですが、ぶっちゃけそんな感じです。)

 ペルセウス座はあまり目立つ星座ではありませんが、とりあえず「北東?」「カシオペアの右下?」と思っておけば大丈夫でしょう。このペルセウス座の右肩あたりに輻射点があります。
 母天体はスイフト・タットル彗星で、極大日を含めて約1ヶ月の長期間活動するので、都合の良い日に比較的気軽に観測できます。「やぎ座α流星群」や「はくちょう座流星群」「みずがめ座ι流星群」「みずがめ座δ流星群」と時期が重なっていますが、輻射点ははくちょう座は真上、みずがめ・やぎ座は南、ペルセウス座は北、と分かれているので、ある程度簡単に区別できます。ある意味、南から北から流星が流れる時期なので、観測していて楽しく、また流れる数も非常に多いです。ペルセ群の流星の数は、流星群としては最も多い1時間平均30〜60個です。たまに90個とか流れる事もあり、過去には流星雨の記録もあります。

 2017年(※極大日)は夜半過ぎから月明かりの影響があるので、撮影などでは考慮しましょう。

 流星群は時期で区別される物ではなく、輻射点によって区別されます。輻射点とは、流星経路の延長線が集中する点の事なので、そこばかり観察していればマンガやアニメの様な流星雨が見られる、という訳では(全くもって)ありません。むしろ、経路の長い派手な流星は、輻射点から離れた所によく流れます。
 流星は空のどこを流れるか予測がつきませんから、流星観測の基本は、できるだけ空全体を見渡せる場所・姿勢、つまり周囲が開けた場所に寝転がって行います。暗くできるなら、無理せず自宅の庭やベランダでも構いません。複数の人数が揃う場合には、南側担当とか北側担当、などの様に観察する方向を分担して、可能な限り死角を無くします。データを取るのが目的でなければ、同じ方向に並んで寝転がってもいいでしょう。
※流星が流れる度にキャーキャー騒ぐと非常に迷惑ですので気を付けて下さい。
 流星観測に天体望遠鏡は通常は使用しません。基本は肉眼、補助的に2〜8倍程度の双眼鏡を使う程度です。双眼鏡の倍率はどちらかというと低い方が役に立つでしょう。特に「流星痕」という明るい流星・火球の後に残った”光りつづける痕跡”が発生した時に活躍します。(流星を探すという目的ではほとんど使用しません。)ナイトショット機能のあるビデオカメラで、広角ズームで広い範囲を撮影し続けると、思わぬ記録が残せる事もあります。
 いずれにしても、流星観測はけっこう根気勝負ですので、楽な姿勢を保てつつ、暑くもなく寒くもない服装で、蚊や他の害虫などの対策をして観測して下さい。

星のFAQの方も参照してみて下さい。

流星群の起きる原理(ジャコビニ彗星の例)

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